マンション管理組合が抱えるトラブル
マンション総合調査によると、92.6%のマンション管理組合で、何らかのトラブルが発生しています。
マンショントラブルのランキング
そのトラブルは、多い順に、以下のようになっています。
- 居住者間のマナーをめぐるトラブル : 83.3%(前回調査 79.1%)
- 建物の不具合から生じるトラブル : 54.8%(前回調査 48.9%)
- 費用負担に関するトラブル : 41.4%(前回調査 36.2%)
- 近隣関係に関するトラブル : 29.9%
- 管理組合の運営に関するトラブル : 15.5%
- 管理会社等に関するトラブル : 10.2%
※重複回答
第1位の「居住者間のマナーをめぐるトラブル」の具体的な内容
- 違法駐車・違法駐輪 : 55.5%(前回調査 37.7%)
- 生活音 : 52.1%(前回調査 51.9%)
- ペット飼育 : 48.9%(前回調査 47.0%)
- 共用廊下等への私物の放置 : 28.2%
- バルコニーの使用方法 : 21.5%(前回調査 16.8%)
- 専有部分のリフォーム : 11.4%(前回調査 12.9%)
※重複回答
このような居住者間のマナーをめぐるトラブルを防止するために、予め、基本的な事項を管理規約で定め、細部の規定を使用細則等で定めておく必要があります。
マンション購入後には理事会に積極的に参加されることをお勧めします。
「誰かがやってくれるだろう」と思うことは他の居住者も思っているのです。
自分の家は自分で守る。あなたの積極的な行動が他の居住者の心を動かし、良好なマンションコミュニティーが生まれ、結果的にはマンションの価値を上げることになります。