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マンションの現状【マンション総合調査結果】

 2016/05/28 マンション 購入時の知識
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マンション調査結果

マンションの現状を把握するために、国土交通省は5年おきに『マンション総合調査』を実施しています。

その集計データである『平成25年度マンション総合調査結果』を見てみましょう。

マンションの総戸数の分布データ

管理組合の規模に関するデータがありますが、「31~50戸」が最も多く、全体の22.7%を占めています。

20戸以下 … 6.0%
21~30 戸 … 11.7%
31~50 戸 … 22.5%
51~75 戸 … 20.7%
76~100戸 … 11.2%
101~150戸 … 10.7%
151~200戸 … 4.1%
201~300戸 … 6.1%
301~500戸 … 4.1%
501戸以上 … 1.7%

このデータをもう少しまとめると、以下のようになります。

50戸以下 … 40.1%
51~100戸 … 31.9%
100戸以上 … 26.7%

101戸以上の大規模マンションは全体の3割弱であり、50戸以下のマンションが全体の4割以上となっています。

マンション

 

総戸数は多い方がいい?

新築を検討する際、あえて戸数の少ないマンションを選ぶ方もいますが、その後の維持管理を考えた場合、戸数の少ないマンションは、大規模マンションに比べ、スケールメリットが少なく、個々の負担が大きくなります。

特に一定期間ごとに行う大規模修繕工事では、必要な金額も大きいため、長期修繕計画および資金計画が適切に行われていなければ、不足分を一時金として負担しなければならず、それぞれの居住者に大きく跳ね返ってきます。

このように、マンションの規模に応じて、トラブル内容も異なりますので、それを事前に理解し、適切な管理運営を行っていく必要があるのです。

 

参考マンション管理組合が抱えるトラブルとは?

 

ライター紹介 ライター一覧

家プロ編集部

家プロ編集部

消費者エージェントの専門家グループ <住まいのホームドクター>
一級建築士、二級建築士、一級施工管理技士、マンション管理士、宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、JSHI公認ホームインスペクターで構成されています。
マンション、一戸建て住宅の購入時、今お住まいの住宅の疑問や不安を一つでも解消して、安心して快適にお住まいになれる事にお役にたてれば幸いです。
住まいのホームドクター 公式HP https://homedoctor.co.jp/

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